せっかくのマイホーム。
おしゃれなデザインや便利な間取りも大切ですが、家族が安心して眠れる「安全」は何よりも優先したいものですよね。
「うちは住宅街だから大丈夫」「最新の鍵がついているから安心」と思っていませんか?
実は、空き巣などの侵入犯は、建物の新旧や鍵の種類だけでなく、「その家が侵入しやすそうか、逃げやすそうか」という視点で下見をしています。
つまり、家づくりの段階から「防犯の視点」を取り入れることで、犯罪を未然に防ぐことができるのです。
今回は、これから家づくりを始める方にぜひ知っておいていただきたい、防犯性の高い家をつくるための4つのポイントをわかりやすくお伝えします。
防犯の基本は、犯人に「ここは見られそうで嫌だな」と思わせることです。
これを「視認性の確保」といいます。
プライバシーを守るために高い塀で家を囲いたくなりますが、実はこれが盲点になります。
一度敷地内に侵入を許すと、周囲からの視線を遮る絶好の隠れみのになってしまうからです。
格子状のフェンスや、腰高までの低い壁などを選ぶのがおすすめです。
適度に視線を遮りつつ、誰かが庭にいたら外から気付ける状態にしておくのが理想的です。
侵入犯の約6割が「窓」から侵入しているというデータがあります。
開口部の対策は必須です。
一般的な複層ガラスは、ドライバーなどで簡単に割ることができてしまいます。
強靭な中間膜を挟んだ「防犯合わせガラス」なら、叩いてもなかなか割れず、侵入に時間がかかるため犯人が諦める確率が高まります。
玄関ドアは、上下2か所に鍵があるタイプを選びましょう。
ピッキングやサムターン回し対策が施された最新のスマートキーを採用するのも効果的です。
トイレや浴室の小さな窓、2階の窓でも、近くに室外機や物置があると足場にされてしまいます。
小さな窓には面格子を取り付ける、あるいは人が通れないサイズ(幅20cm以下など)にする工夫が必要です。
犯人は「光」と「音」を極端に嫌います。
これらを自動で発生させる設備を導入しましょう。
玄関先だけでなく、家の側面や裏手など、暗がりになりやすい場所に設置してください。
パッと明かりがつくことで、心理的な抑止力になります。
歩くと「ジャリジャリ」と大きな音が鳴る防犯砂利を、建物の周囲に敷き詰めるのも有効です。
特に人目につきにくい「家の裏側」への対策として非常にコストパフォーマンスが良い方法です。
建物や周辺環境を整えるのと同時に、防犯意識も重要です。
郵便ポストにチラシが溜まっていたり、庭に足場になるような脚立が放置されていたりすると、「管理が行き届いていない=侵入しやすい」と判断されます。
実は最大の防犯対策は「近所付き合い」だと言われています。
不審者は、地域の人に声をかけられることを一番嫌うからです。
家づくりの際には、近隣と緩やかにつながれるようなアプローチのデザインを考えるのも一つの手ですね。
防犯性の高い家とは、決して「要塞」のような家ではありません。
① 見通しを良くする(視認性)
② 侵入に時間をかけさせる(窓・ドアの強化)
③ 音と光で威嚇する(センサー・砂利)
④ 防犯意識を見せる(整理整頓)
これらをバランスよく組み合わせることで、犯人が「この家を狙うのはリスクが高すぎる」と諦める住まいになります。
私たちは、お客様のライフスタイルに合わせつつ、こうした防犯の知恵を盛り込んだご提案を得意としています。
「防犯面も考慮した間取りにしたい」といったご相談があれば、ぜひお気軽にお声がけくださいね。
安全な家づくりで、心からリラックスできる毎日を手に入れましょう!
