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  3. 将来のリフォーム費用を抑える!新築時にやっておくべき3つの工夫

「せっかくの新築だから、最高の家を建てたい!」そう思うのは当然のことですよね。
しかし、家は建てて終わりではありません。
10年、20年と住み続けるうちに、必ず必要になってくるのが「メンテナンス」や「リフォーム」です。

実は、新築時のちょっとした工夫次第で、将来かかるリフォーム費用を数百万円単位で抑えられることをご存知でしょうか?

今回は、後悔しない家づくりのために、プロの視点から「将来のコストを削減する3つのポイント」をわかりやすく解説します。

将来のコストを削減する3つのポイント

1. 「配管」のメンテナンス性を高めておく

リフォーム費用が高額になりがちな場所の代表格が、キッチン、お風呂、トイレなどの水回りです。
特に、床下を通っている「配管」の修理や交換は、大掛かりな工事になりやすく、工賃が跳ね上がる原因になります。

まず、水道管を「二重のストロー」のような構造にするのがおすすめです。
外側の筒(さや)の中に実際の管を通しておくことで、数十年後に管が古くなっても、床やコンクリートを壊さずに中身だけをスルッと引き抜いて新品に交換できます。
これだけで、将来の大掛かりな工事費用をカットできます。

2.「可変性」のある間取りにしておく

家族のカタチは、歳月とともに変化します。
お子様が大きくなって個室が必要になったり、逆に独立して部屋が余ったり…。
そのたびに壁を壊して作り直していては、費用がいくらあっても足りません。

ポイントは、建物の構造(骨組み)と、部屋の壁(仕切り)を切り離して考えることです。

例えば、子供部屋を最初は大きな1部屋にしておき、将来、壁や家具でサッと仕切れる「ドアが2つある1部屋」にしておきます。
こうすることで、子供が独立した後にまた広い部屋に戻す際も、大掛かりな解体工事がいりません。

また、忘れがちなのが「電気のスイッチやコンセント」の準備です。
将来壁を作る予定の場所に、あらかじめ配線を通しておけば、後から壁を壊して電気工事をする必要がなくなり、リフォーム費用を数万円〜数十万円も節約できます。

3.「耐久性の高い外装材」を初期投資で選ぶ

家を長持ちさせるために避けられないのが、10〜15年周期でやってくる外壁や屋根の塗り替えです。
足場を組むだけでも数十万円かかるため、このメンテナンス回数を減らすことが、生涯コスト(ライフサイクルコスト)を抑える最大の鍵となります。

初期費用は少し高くなりますが、「タイル外壁」「樹脂サイディング」、屋根なら「ガルバリウム鋼板」など、耐久性が高く、メンテナンスの頻度が少なくて済む素材を選んでおきましょう。

「今は予算が厳しいから、安い外壁でいいか」と妥協してしまうと、15年後に150万円、さらに15年後に150万円…と、結果的に高くついてしまうケースが多々あります。
新築時の「数10万円のアップ」が、将来の「数100万円の節約」につながるのです。

家づくりを始めると、どうしても「今の暮らしやすさ」や「見た目のデザイン」に目が向きがちです。
しかし、家は30年、50年と一緒に歩んでいくパートナー。
将来、どのタイミングで、どのくらいのお金がかかるのかを予測しておくことが、賢い家づくりの第一歩です。

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